料金相場とは

ビジネスフォンを格安で購入する方法として広まってきているのが中古ビジネスフォン(ビジネスホン)です。ビジネスホンを中古で購入する企業が増えてきていることによって、中古ビジネスフォン市場が大きくなり、比較的新しい機種や状態の良い機種が探しやすくなっています。

しかしながら、中古ビジネスフォンの費用の相場はあまり知られていません。格安とは言われますが、中古ビジネスフォンは新品ビジネスフォンと比較してどの程度安くなるのでしょうか?

今回の記事では、中古ビジネスフォンの料金相場について案内します。

▶目次

1、ビジネスフォンの料金相場

3分で解説!中古ビジネスフォンの料金相場とは
ビジネスフォン(ビジネスホン)を購入する場合の料金について案内します。

ビジネスフォンの価格

ビジネスフォンを導入する場合には以下の費用が掛かります。

  • ビジネスフォンの機器代金
  • 主装置の代金
  • ケーブルやローゼットボックスなどの備品代金
  • 工事・設定費用

※主装置は、ビジネスフォン機器の増設の実の場合には不要なケースもあります。

新品の場合のビジネスフォン機器代金

中古ビジネスフォンの料金相場を知るためには、まず新品のビジネスフォンがどの程度の価格で販売されているかを把握する必要があります。

ビジネスフォンは、メーカーや販売店によって金額の基準が大きく異なります。また導入台数、オフィスの状況などによっても料金は大きく左右されます。

目安としては、新品の最新機種の場合、例えば主装置とビジネスフォン3台のセットが20~30万円代で販売されていることが多いでしょう。

中古ビジネスフォンの料金相場

中古ビジネスフォンの料金相場はかなりピンキリです。オークション販売なども含めれば新品の2分の1~10分の1とかなり料金の幅が広くなっています。
現実的に、設置もきちんとしてもらえて、保守対応や保証対応がしっかりしていて、なおかつ中古としては高すぎない金額といえば3分の1~5分の1あたりが料金の相場といえるでしょう。

料金設定は、販売業者によってまちまちですが、機種の新しさ、状態の良さ、人気などを元に設定されます。

2、中古ビジネスフォンの料金に現れない部分

3分で解説!中古ビジネスフォンの料金相場とは
中古ビジネスフォンを購入する際に料金の相場を踏まえて比較することは重要ですが、料金だけで比較することは危険です。
数字に表れない部分も踏まえて検討することで、失敗を防ぐことができます。

設置・保守対応・保証

特に、安い費用で販売されている場合に注意したいのが、設置や保守・保証の対応の部分です。

ビジネスフォンの機器だけがあっても、実際に導入しビジネスに活用するためには配線や主装置のデータ設定などの作業が必要になります。
またトラブルが発生した際にも、多くの場合では専門家でなければ対応できませんし、修理費や出張点検費がその都度毎回実費での請求となれば、せっかく機器代金を節約できても修理対応費が高くついてしまいます。

短期利用の場合に割り切って購入する場合を除いて、規約や契約内容を慎重に見極めたうえで、比較を行いましょう。

また、保守対応や設置作業の工事の品質を見極めるうえでは、業者の担当者の知識や誠実さも判断材料とした方が良いでしょう。

機器の状態

「美品」とうたって販売されている中古ビジネスフォンでも、実際に納品されてみたら汚れや傷が目立っていたというケースは少なくありません。
機器の状態に関しては、主観的な要素なので必ずしも業者が悪いとは言い切れませんが、購入者が満足できる品質か否かはあらかじめ確認しておきたいものです。

もし可能であれば、納品される予定のビジネスホンの写真を見せてもらったり、実際に実物を見せてもらったりしてから購入できれば、食い違いが生まれないので安心です。

3、まとめ

この記事では、中古ビジネスフォン(ビジネスホン)の料金相場について解説しました。

中古ビジネスフォンは新品ビジネスフォンの料金を元に、半額~10分の1程度の価格帯まで幅広く料金設定されています。その中で、お買い得でもあり、設置や保証、保守、機器の状態などビジネスで安心して利用できる目安料金は3分の1~5分の1程度です。

中古品を購入する場合には、必ず料金だけを単純比較するのではなく、業者の対応やビジネスフォンの状態をきちんと確認したうえで比較検討するようにしましょう。

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