導入時の注意点~機能面・外観面

事務所に中古ビジネスホン(ビジネスフォン)の導入を検討する際に、中古品ならではの気を付けるべき注意点はあるでしょうか?

中古ビジネスホンは格安とはいえ、全体でかかる費用は決して小さくありません。また、電話機は非常に重要なビジネスツールですので、ビジネスの効率や成果にも大きく影響します。

この記事では中古ビジネスホンを導入する際の注意点について機能面と外観面から案内します。

▶目次

1、機能面でのポイント

中古ビジネスフォン導入時の注意点~機能面・外観面
中古ビジネスホン(ビジネスフォン)を選ぶ際の機能面でのポイントについて案内します。

複数の業者と相談しながら機種を絞り込む

普段ビジネスフォンに慣れ親しんでいない方では、ビジネスホンの機能の必要性の有無を判断しづらい場合があります。安さにこだわって、発売から長く年数が経過したビジネスホンを導入した結果、著しく業務が非効率になってしまうことは珍しくありません。

こういった事態を避けるには、複数の電話販売業者と相談をしながら必要な機種、機能をピックアップし、絞り込んでいくことです。オフィスのスタッフがビジネスホンの機能について把握していないのと反対に、電話工事業者はオフィスの仕事内容については把握していませんので、日ごろから設備を見てもらっている業者が存在する場合以外は、何人かの業者と相談するのが良いでしょう。

使いたい機能が使えるかは業者に確認する

ビジネスフォンの機能は複雑なので、「スマートフォン内線化」や「転送電話」、「IVR」などとカタログに書いてあってもオフィスで求めている機能と少し仕様が異なる場合があります。

機能についてオフィスの担当者が自身で判断するのではなく、ビジネスフォン業者に確認するようにしましょう。

人気機種を選ぶ

機種選定の際に、機種や機能が同等の機種同士で悩んでいる際には、人気のある機種をチョイスするようにしましょう。

中古ビジネスフォンの場合は、メーカーが生産をストップしている可能性が高いので、故障したときの交換品や部品の取り寄せに関しても中古品の在庫から行う場合があります。そのような際に、人気機種だと在庫が入荷しやすく息の長い商品になりますので、トラブル時の対応がスムーズになります。

2、外観面でのポイント

中古ビジネスフォン導入時の注意点~機能面・外観面
中古品といっても、せっかくビジネスフォンを導入するならきれいな状態のものを使用したいものです。美品であるか否かをチェックするポイントを紹介します。

クリーニング対応

ビジネスホンの本体、受話器、ボタンにクリーニング対応がされているか否かで、見た目が見違えます。
クリーニング対応がされているか否かの確認を行いましょう。

カールコード

クリーニングをしても汚れが落ちにくい箇所がカールコード(電話機本体と受話器の間のコード)です。
カールコードは、業者によっては交換対応を行っているところもあります。

特にカールコードに黒ずみや落ちない汚れがこびりついていると本体や受話器がきれいでもかなり汚れが目立ちますので、念のため確認をしておくと良いでしょう。

示名状

示名状はビジネスフォン本体に貼られたシールのことです。
示名状は紙なので、点いた汚れが落ちずに、書き込みがある場合にはかなり気になってしまいます。

これらの部分がきれいにされているか否かが重要です。

不安な場合には実機を確認

クリーニングの状態がきれいか否かは、個人の主観によるところが大きいでしょう。
したがって、どうしても気になる場合には、写真や実機で事前に状態を確認できないか販売店に問い合わせてみましょう。

3、まとめ

この記事は、中古ビジネスホン(ビジネスフォン)を導入する際の注意点について機能面と外観面から解説しています。

機能の面では、冷静かつ客観的に必要な機能を判断すること、求めている機能が確実に使用できること、人気のある機種を選定することが重要になります。そのため、電話販売業者の方との相談が重要になります。外観の面では、機器のクリーニングの質が重要になります。カールコードや示名状などクリーニングが難しい部分には特に要注意です。

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